記憶を辿って書いています。
陣痛や出産に関する体の変化等の表現が含まれているため不快に思われる方はご注意ください。
分娩台で爆睡し、目が覚めて少しすると助産師さんがやってきました。
「そろそろお部屋に移動しましょうか。」ということで車椅子を持って来てくれました。
私は寝転んでいるときはなんともなく、すぐに立てそうだと感じたのですが、起き上がってみるとグラグラ目が回る感覚ですぐ「あ、ダメだ」とつぶやいて座りました。
それで、車椅子に乗ってトイレしないといけないみたいでへ連れて行かれて、
ここで助産師さんから怖い一言・・・
「トイレでサーっとなって倒れてしまう可能性があります。」
え?そうなの?そんなの聞いたことないし、怖い・・・
「一緒にいましょうか?」と言っていただいて、ドキドキしながらドアを開けたままでしたが、何事もなく、ホッとしました。
そして、再び車椅子に乗ってお部屋へ。
朝は食べ損ねて、昼ごはんでした。
お腹空いてたし、おいしくて全部いけるかなと思ったけど、ちょっとだけ入らずに残しました。
そしてまたお昼寝。
私がお世話になった病院は、授乳は次の日からだったのでこの日はしっかりと体を休めました。ふらふらするのも怖いしでずっと寝てました。
産後ハイとかで寝れないのかなと思ったら全くそんなことはなく、よく眠れました。
赤ちゃんに会いに行ったのは夕方17時ごろでした。
抱っこさせてもらいました。
コロナの影響で「〇〇学級」というものが一度もなかったので抱っこの仕方もわかりませんでした。
ぐっすり寝てて産まれてすぐ見た顔とまた違って見えて、なんというか変な感じ。
この子がお腹にいたのか〜とか、こんな顔だったのか〜とか、やっと会えたね〜って。
感情はごく普通で、産まれた直後も「感動」ではなく「達成感」でしたし、初めての抱っこも「感動」とまではいかないかな。
まあ、そういう人もいるよってことで。(感動しなかったからといって可愛くないわけでは決してありません)
こうして大した知識もなく、何の練習もしていなかった出産が無事に終わりました。
知識がなくても何とかなるだろうと思っていたんです。助産師さんとか先生がいるんだからって。
いざ、陣痛が辛くなって、他のお母さんの叫び声が聞こえたときは怖くなって、次は自分か・・・と不安になりました。
そして、出産は思ったよりも何倍も大変だったけど、結果として何とかなりました。
コロナ禍だからと過剰に心配する必要はないと思いました。
入院生活については次回!